KECAK DANCE
ケチャックダンスの解説
昔、ケチャックは恍惚状態にある娘たちが踊るサンヤンという踊りに従ったコーラスの事でした。
サンヤンダンスは恍惚状態にある娘たちを通じて、祖先の願いを聞くことを目的としています。
現在ではケチャックダンスはラーマヤーナ物語をもとに踊られています。物語の概要は、次の通りです。
ラーマは、アヨディア王国の王子で王位継承者でした。しかし、継母と継母の生んだ子を王に
すると約束していた事を知り,妻のシタと弟のラクサマナを従い王宮を去り、ダンダカの森に入りました。
その森で一匹の黄金の鹿に出会いました。シタがそれを生け捕りにして欲しいと願ったので、ラーマ
に続いてラクサマナがこの鹿を追いました。無防備で一人取り残されたシタは、アレンカ王国の悪の
大王ラワナに捕らわれ、連れ去られてしまいました。猿王スグリワを司令官に裁いた猿軍に導かれた
ラーマは、アレンカ王国を攻撃し、結局ラーマ側の勝利で、この戦いは終わりました。
第一幕
王子ラーマ、妃のシタ、後から弟のラクサマナ登場。突然、黄金の鹿が現れる。シタはラーマに
黄金の鹿を生け捕りにしてくれるよう頼む。ラーマは弟のラクサマナに妻を守らせ自分は鹿を追う。
第二幕
しばらくすると、遠くから救いを求める声が聞こえてくる。それを王子の声と思った妃は、
弟のラクサマナに救助に向かうように命令する。しかし兄の力を信じる弟は、シタの命令を拒む。
しかし、シタは早く助けにくるよう即し、時間を稼いで兄を見殺しにし、自分と結婚するつもりなのかと
糾明する。起こった弟はすぐ兄の後を追う。悪魔の大王ラワナ登場。シタを誘拐し自分の宮殿に連れて行く。
第三幕
ラワナ大王の姪、トウリジャタにつきそわれて、シタはラワナの宮殿内にいる。愛する夫から引き裂かれた
自分の不幸を嘆き悲しんでいる。そこへ猿のハノマンがラーマの指輪と伝言を持って現れる。そこで
シタは、自分が元気でいる事,早く救いに来るよう望んでいる事等を述べて、自分の髪飾りをハノマンに託す。
第四幕
従者トウワレンに付き添われたラーマは戦場にいる。ラーマは従者と共に誘拐されたシタの件で悩んでいる。
そこを悪の大王ラワナの息子メガナダに狙われる。メガナダはラーマに魔法の矢を放つ。するとその夫は
大蛇になってラーマ王子に巻きつく。従者は大いに悲しみジャタユ(大きな鳥)に、助けを求める。
登場したジャタユは、蛇を食いちぎりラーマを助ける。
第五幕
猿王スグリワ登場。スグリワは猿軍を集め士気を高める。グループは2つに分かれ、1つはラワナの軍、
もう1つは,スグリワ指揮の軍になる。スグリワとメガナダは決戦の末、ついに、スグリワの勝利となる。
ラーマは勝利をおさめ無事シタと再会する。
THE END |